はじめての一人暮らし、物件選びに失敗しないようにするためには、あらかじめいくつかのポイントを押さえておくことが肝心です。ここでは、賃貸の希望条件のまとめ方や、マンションとアパートの違い、物件の周囲の環境のことなどを詳しく解説します。

暮らしに便利な施設は周辺にある？

物件選びをするときは、部屋の条件を重視して考えることも大切ですが、立地条件についても入念に検討して選ばないと、住んでから失敗したと思うことが出てきます。すべての希望する条件にマッチする立地を見つけるは難しいことですが、最低限の立地条件はクリアしておきたいものです。どんな立地条件が外せないポイントかというと、暮らしに便利な施設が近いかという点です。たとえで言うと、鉄道の駅やバス停などの交通施設、市区町村の役場や交番、公園などです。そして、歯医者や総合病院などの医療施設、銀行や郵便局が近いと暮らしに役立つでしょう。子供がいる家庭なら、保育園や学校、塾などの教育関連の施設が近くにあるかということも確認することも大切です。

朝・昼・夜と時間を変えて下見しておこう

スーパーや飲食店などの利便性の高い施設が近くにあることをチェックすることも大切な要素ですが、物件に住むうえで悪影響のある施設が近くにないかなどを意識して確認しておくことが必要です。周囲の環境は、必ず現地へ行って下見をすることが肝心。朝と昼、夜とできれば時間を変えて何回か足を運んでみましょう。 昼間は閑静な街の雰囲気であっても、朝は交通量が多くて騒音や排気ガスが気になるということもあります。また、近くに飲食街があり、夜になると騒がしくて眠れない…なんてことが住んでから起きてももう遅いです。時間帯が違うだけで、街の様子は大きく変わることがあります。充実した毎日を送るためには、面倒だと感じても下見をして、問題のある施設やマイナスポイントはないか確認しておきましょう。

ここからは、賃貸物件を選ぶ際の注意点を紹介しています。不動産業界では最適な物件探しの時期がありますし、物件の見学に行くときには部屋の設備のことや、共有部分についても細かいチェックをする必要があります。役に立つ情報をお伝えしているので、ぜひ読んでみてください。